■古いインク壺
フランス北部、海辺の町。観光客で賑わう暖かい季節はその町で、寒い季節はイギリスでアンティーク店を開いている女性ディーラーの自宅。打ちっぱなしを白く塗った壁。床にはコンクリートの上に白木が隙間無く並べられ、家具は焦げ茶色の革張りソファー2つと大きななテーブル、アイアンのベッドと24個の引き出しが付いたチェストだけ。アンティーク屋は沢山の物を接する仕事だから、私生活は出来るだけシンプルに・・・と。そんな彼女の店で出合ったインク壺。クリスタルガラスを透過した美しい反射光とスターリングシルバーの経年による深い色合いに魅了されました。
■このインク壺は弊店で扱う商品としては非常に新しく、まだ20数年の歳月しか経てきていないことをご了承ください。 |