■フランスのアンティーク靴
パリの住宅街。年に1度、3日間だけ開催される蚤の市。街の住人と商店街が主催するその市では、期間中地域一帯が歩行者天国となり、数百、いえ、千を越える店々が軒を並べます。朝の早い時間帯には海外からのディーラーやコレクターが。昼過ぎになると観光客と共に街の住人、パリ市民が集まり始めます。骨董店はもちろん、地元のカフェやビストロまで溢れんばかりの人々でいっぱいとなり、地域全体が楽しげで活気に包まれるのでした。
キリリとした立ち姿が美しい革靴です。木製の靴底、つま先に貼られた金属板、留め金にと打ち込まれた沢山の釘、経年により深みを増した茶色の革・・・。そのディテールに魅了されるのでした。 |