■フランスアンティーク店で見つけた手芸ハサミ。
パリの片隅。女性が経営する手芸用品専門のアンティークショップで出会いました。ここにはオーナーの感性に響いた品しか置かれていません。1世紀以上の歳月を経てきた生地、動物が描かれたボタン、シルバーの指貫、一般では販売される事の無かったソーイングボックス・・・。集められた1つ1つが美しく、エレガントでした。
そんなお店で出合ったこのハサミ。ポッタリとしたフォルムに惹かれ手に取り、試しにと糸を切っても全く切れない。これは残念と諦めかけた時、店内に活けていた薔薇の枝をパチン、パチンと。そう、これは手芸用ではなく、薔薇用のハサミだったのです。赤や紫の薔薇の横にこハサミ。素敵な光景でした。
■ご覧頂けます様に擦れ跡等の傷みがありますので、味わい、風合いとしてお楽しみいただけるお客様へと考えております。 |