薄く淡いブルーグレイの空間。すっかり塗装が剥がれ、金属が剥き出しとなったシェルフ。朱色をもっと深く、濃くした革張りソファー。消炭色の大きなテーブル。そして、壁には裸婦の描かれた3枚の油彩。部屋にあるのはたったそれだけ。そんな空間で出合ったCreil
et Montereauのボウルです。
グリーン、薄茶色、金色。フランスでは初めて目にする配色。描かれたモチーフは百合です。ヨーロッパの紋章や秦には数多くみられるこのモチーフは、歴史的にフランス王家の象徴とされてきました。特別なモチーフと金色の組み合わせが他では見ることが出来ない高貴な印象を作り出しています。 |